手ごわい同業者
主張は立派、でも行動がめちゃくちゃな同業者
さて、こんな人には、どうやって思いを伝える?行動を変えてもらう?
ざっと思いつく候補は以下の通り。
・相手の言い分に、ひとまず「なるほどねぇ」と同意する。
・対話の内容を、できるだけ可視化して、本人に客観的に見てもらう。
・相手の細かいダメなところには、ひとまず目をつぶる。
・対話しながら、相手が「どうしたいのか?」の目的を探る。
まずはこのへんからはじめてみます。
今年は、地区の学校を周り、英語教員の授業を参観して、一緒に振り返り・指導をする毎日を送っている私。
先日参観した学校で、タイトルのような先生がいた。
普段から、主張は立派。でもやっていることはめちゃくちゃ。
・子どもの自由度を尊重したい。
・英語を伝えたいという気持ちがあればそれでいいと思う。
・学力差がある1つの教室での指導に課題を感じる。
・働き方改革の中で、どこまで求めるべきか、が難しい。
などなど。それぞれはなかなかの主張ですが、実際の授業や行動を見ると、まったくその思いは見えてこない。
・授業構成はすごいテキトー
・英語の授業なのに、教師はほぼ日本語。
・自分が担当する部活の生徒を中心に指名しまくる。
・ガヤガヤして話をきいていないのに、そのまま進める。
・プリント配布してやらせるだけの授業。
う〜ん。どこから手をつけるべきか。。。。。
振り返りの時間では、その方と対話しながら、私がホワイトボードに本人の振り返りを可視化していく。以下の3つの観点で。
・「授業されてみてどうでした?」(発散)
・「良かったことと、課題を1つずつあげてください」(収束)
・「今後どうしていきたいですか?どうなったらいいと思いますか?」(活用)
そしてその記述と、私がまとめた記録・感想を本人に渡す。管理職にも渡していく。
なんとなくだが、これを繰り返していくと、少しずつ本人が、自分で振り返る機会を積み重ねるので、人に言われるよりも、自分で少しずつ気づいていってるような気がする。
こういったタイプの方は、一方的に言われるても、入っていかないので、自分で振り返ることが大事かなと思う。
相手の文句ばかり、影で言っていても何も変わらない。むしろその雰囲気、態度は知らず知らず本人に伝わるもの。
相手と対話すること、コミュニケーションをとることが大事だと思う。
対話から、本人の気持ち「どうしたいか?」を聞き出すこと。
”目的思考”で話をすること。
これがキーポイントかなと思う。
さて、今日もコミュニケーションを大切にしよう。